50センチオーバーのクロダイを最速最短で釣りたい方の釣り方とは?

クロダイ

釣れそうでなかなか釣れないのが50センチオーバーのクロダイです。

48~49センチのクロダイはよく釣れるのに、なぜか50センチを超えない…とお嘆きの方もおられると思います。

あなたはクロダイをどのような釣り方で釣っていますか?

マキエを撒いてのウキでのフカセ釣り?

筏から?

投げ釣り?

ウキダゴ?

チニング?

クロダイを釣り始めた4人が全員1年以内に50センチオーバーの年なしのクロダイを釣った釣り方

一昨年に私と釣り場で出会った方の4人が全員昨年50センチオーバーの年なしのクロダイを釣り上げました。

中には、56センチのクロダイを筆頭に年なしを数枚上げた方もいます。

その釣り方がこちらです。

ヘチ・落とし込み釣りです。

全員がカニを餌にして50センチオーバーのチヌを釣り上げています。

カラス貝で年なしのクロダイを釣った方もいますが、基本は岩ガニをエサにしてのヘチ釣りです。

落とし込み釣りとヘチ釣りの違いですが、似て非なるものです。

落とし込み釣りは、ある程度狙うタナを決めて、目印糸のあるなしにかかわらず、限られたタナを探る釣り方であるのに対し、ヘチ釣りはガン玉B~3Bで壁際をユラユラ…と落していく釣り方です。

要はその時々でクロダイがいるタナが違っていても、ヘチ釣であれば浅いタナから深いボトムまでを探ることが出来るのです。

釣り歴が長い方には落とし込み釣り、ビギナーにはヘチ釣りがおすすめです。

初心者でも高価な竿とリールを購入したほうが良いのか?

昨年、50センチオーバーの年なしのクロダイを釣った4人のうち1人が使っている竿がこちらです。

がまかつの銀参郎の2・7メートルのMHです。

がまかつの説明書きは下記の通りです。

■細身で肉厚のブランクスを持ちながらも軽量化を図るため、メインマテリアルに軽量高弾性素材の「TORAYCA(R)T1100G」を採用し、操作性と相反する粘り&パワーを同時に実現させました。魚とのやり取りを愉しみつつ、ためるだけで年無しサイズでも浮かせることが可能です。グリップ部には、E.V.Aグリップと、ホールド性に優れた軽量大型肘あてを採用。長時間の釣りでも疲れにくい快適な釣りをサポートしてくれます。また、小径SiC-Sリングガイドを採用しているのでPEラインにも対応できます。

■MH
・スリットケーソンや障害物まわりなど強引な勝負が必要なタフな釣り場に最適です。大型チヌ狙いにも適したパワー設定です。

もう2人は、がまかつの銀参郎の一つ前のモデルの銀治郎の同じく2・7メートルのMHを使っています。

更に4人のうち3人が黒鯛工房のリールを使っています。
黒鯛工房 ヘチリール

なぜかアマゾンや楽天市場では品数は多くはありませんので、早めに購入したほうが良さそうです。

もう1人の方は、黒鯛工房のロッドシマノのヘチリールを使っています。

こちらのシマノの鱗夕彩(りんゆうさい) 88 スペシャル は、実にユニークなヘチリールですので、さすがにシマノ製!と感心してしまいます。

恐るべきことに、皆さん結構高価な竿やリールを買い揃えて、もはや退路を断つような「ヘチ釣への決意」というか「ヘチ釣への執念」を感じてしまうのです。

道具が良いから釣れるとは限りませんが、高価な道具を買ってでもやり遂げる姿勢と決意で全員が年なしのクロダイをゲット。

もちろんですが、40センチオーバーのクロダイは各自数十枚から、よく釣った方は3桁オーバーの釣果でした。

実はタックルは高価でなくても大型のクロダイはガンガン釣れます!

ヘチ釣りはシンプルだけど奥が深くて難しい!と思っている方もおられるかもしれませんが、何度かすれば誰でも簡単に50センチオーバーの大型のクロダイが釣れる釣り方です。

しかも、タックル(竿やリール)も高価である必要はありません。

竿も1万円~2万円台でも十分すぎるぐらい良いモノもあります。

私がAmazonで見つけたおすすめの竿を少し紹介します。


  
どちらかと云うとお手頃価格な竿を紹介していますが、釣れ方はほとんど変わりません。

こちらの抱卵クロダイは、上のダイワのBJスナイパーで釣りました。

更に、もっと安く上げたい方にはアジングロッドもおすすめです。

アジングロッドの方がガイドの数が少なく、イト滑りが良いので、ベテランの方でもあえて高価な道具を持っているのに、アジングロッドをよく使う方もいます。

私も好んで使います。

アジングロッドやメバリングロッドを既にお持ちの方は、ヘチリールだけ買えばすぐにでもヘチ釣りがスタートできます!

ヘチリールもまた高価でなくても良い!

ヘチリールは、黒鯛工房のヘチリールがクリックストッパーが付いているので、ビギナーにもお勧めです。

クリックストッパーが付いていないと、慣れないうちはバックラッシュの連続で釣りにならないこともあります。

しかしながら、竿にヘアーバンドを付けて回転を止める方法をご存じであれば、ヘチリールは凄く安価なものでも全く構いません。

アマゾンで探すと、安くて面白いリールが見つかります。

私もアマゾンでお手頃なヘチリールをチョクチョク購入しますが、目に止まったリールは買っておかないと、すぐに売り切れます。

年なしのクロダイは通過点でしかない!

50センチオーバーの年なしのクロダイを釣ったことがない方はある意味「憧れの存在」かもしれませんが、何枚~何百枚も釣ると、単なる通過点でしかないことがお分かりいただけると思います。

ロクマルやナナマルのクロダイもいるわけですし、防波堤から5キロを超えるようなイシダイやイシガキダイやコロダイなどもいるのです。

都心の近場でもクロダイやシーバスは狙えます。

早く通過点を通り越して、未開拓ゾーンを探れる釣り人の仲間入りをしましょう!

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