夜の投げ釣りでキスを狙いに行ったら25~30センチぐらいの塩焼きサイズのマダイが何匹か釣れて大喜びしたという経験がある方は、少なくないと思います。
「腐っても鯛」と云う言葉もありますし、マダイは釣りをしない方にとっても「めでたい」という言葉に代表されるように、古来より祝い事にはつきものの魚でした。
姿かたちとその食味から、マダイが釣れて喜ばない方は、なんだかんだと云って少ないと思います。
防波堤からの夜の投げ釣りでは3キロオーバーのマダイも釣りやすい!
マダイと云えば、船からのタイラバ、ひとつテンヤ、ウキ流し釣り、エビエサでのテンヤ釣り…というように、船からの釣りをイメージされる方が多いと思います。
他には瀬渡しでの磯からの夜のウキ釣りだと、恐ろしくなるほどの大物が釣れることもあります。
但し、磯からのウキ釣りなどは、そもそも通いなれたベテランが多いもので、ビギナーには参入障壁が高いように思えます。
ところが、防波堤からの夜の投げ釣りでは、ビギナーでも大物を釣るチャンスがあります。
3キロで60センチオーバーのマダイどころか、4~5キロのマダイが掛かることもあります。
但し、防波堤からの夜の投げ釣りでマダイの大物を釣るにはいろいろな条件を満たす必要があります。
防波堤からの夜の投げ釣りでマダイの大物を釣る条件
絶対的な条件は、大型のマダイが釣れる防波堤であることです。
当たり前ですね!
外洋に面した防波堤で、水深は深いに越したことはないのですが、桜の花の咲くころや秋の荒食いのシーズンにはどうかすると水深6~7メートルぐらいのところでも大型のマダイが夜になると泳いでいることは珍しくありません。
これまでにマダイが釣れた実績がある防波堤に越したことはないのですが、パイオニア精神で人が竿を出していない防波堤から狙ってみることも必要だと思います。
ある程度の深さがあり、潮通しが良く、エサとなる甲殻類が豊富なポイントがマダイ釣り場に向いているわけです。
釣る時期(季節)が大切
マダイを狙う時期も非常に大切です。
春先の産卵の時期は、数が少ないものの一発大型が狙えます。
5月から夏場にかけても時期的に夜釣りにも向いていますし、狙いやすい時期ですが、寒い冬に備えて荒食いする秋の夜釣りでは数が狙えます。
こんな感じ。
水温が下がるとともにマダイは深場に移動しますので、よほど環境が整った釣り場でない限りは、冬場は釣りをしてもボウズを食らう確率が高くなります。、
防波堤からの夜の投げ釣りでマダイを釣るときのタックル
防波堤からの夜の投げ釣りでマダイを釣るときのタックルと仕掛けは下のようなものとなります。
通常の防波堤で投げ釣りで狙うクロダイやスズキとは、違ったタックルと太い仕掛けが必要になります。
ちなみに80センチぐらいのスズキは、ミチイト3号でハリスも3号でも十分釣れますが、大型の4キロ、5キロそれ以上のマダイはそのような柔なタックルや仕掛けではなかなか難しいと思ったほうが賢明です。
なので、新たにタックルを揃えねばなりません。
しかも複数セットです。
ですから、ロッドやリールはそれほど高くなくても構いません。
ロッドは、磯竿であればこちらの5号竿がおすすめです。
複数本でも、ある程度お金がかかっても、良い竿が使いたいというの出れば、ピンキリがありますので、こちらをご覧ください。
⇒磯竿5号各種
投げ竿ならば、4メートルぐらいで25~30号負荷の投げ竿が釣りやすいです。
投げ竿もピンキリがありますが、数を揃えるとなると、こちらがおすすめです。
投げ竿もピンキリがありますので、こちらを参考にされてください。
⇒投げ竿 30号 いろいろ
次にリールはこちらのスピニングリールがおすすめです。
スピニングリールは5000番ぐらいが良いのですが、安さを追求するのであれば、こちらがおすすめです。
スピニングリールの5000番ももちろんピンキリがありますので、後はご家庭が修羅場にならないように財布と相談してください。
⇒スピニングリール5000番ピンからキリまで
まとめ
さて、タックルとリールのみについて書きました。
釣り方やエサなどについては、この直後の記事にてご紹介します。
今回の記事と併せて読んでくださるとありがたいです。
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