キスの投げ釣りは、基本的に初夏から秋口ぐらいまでが浅場にいて釣りやすく、チョイ投げでも釣れるのでビギナーなどにも非常に人気がある釣り方です。
ですが、サーフで本格的にキスを狙っている方はご存知な通り、キスは通年狙える魚なのです。
真冬でもキスは投げ釣りで釣れる!
実は、真冬でもキスは投げ釣りで釣れる魚なのです。
「真冬にキスなんて釣ったことがないぞ~!」と云う方も多いかと思いますが、ポイントが限られていますので、どこででも簡単に釣れるというわけではないのです。
案外知られていないのが、冬場の大型のキスは、脂ノリノリで、すこぶる旨いのです。
なので、狙わない手はありません。
ただし、GWから夏場以降に釣れるキスのように簡単に釣れないことは否定できません。
ちょいと難しいけど狙う価値が分かる釣り人が、こっそり釣っているのが冬ギスだとも言えます。
大型で美味しい冬のキスを攻略する4つのポイント
1 冬のキスがいる限られた釣り場を探すこと
冬のキスは比較的深い場所にいて、カケアガリや藻場にじっとしていることが多い。
防波堤と言っても、水深がなるべく深いところを探してみよう!
更に絶対条件として川の流れ込みがないポイントを選ぶこと。
(冬の冷たい川が流れ込むところにキスはいない!)
2 冬ギスのエサ
冬でもキスの大好物のイシゴカイをエサにするのは春から秋と同じだが、1匹掛けにして目立たせること。
イシゴカイが手に入らなければ、普通サイズのアオイソメでも構いません。
3 冬ギスはライトタックルで狙うべし!
メバリングタックルやアジングタックルがあればそれを使おう!
メバリングタックルやアジングタックルがない方はこちらを参考にしてください。
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Amazonが好きな方はこちらを参考にしてください。
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仕掛けは、PEライン0・4~0・6号とフロロの1・5号ぐらいをリーダーにして、小型のL型テンビンに3号のオモリを付けて市販のハリスが付いたキスバリ5~7号ぐらいの1本バリを付けよう。
4 スローに引くことで確実に食わせる!
海底を引きずることは他の季節と一緒だが、この時期のキスはじっとしているために、エサのイシゴカイをキスにじっくり見せる必要がある。
アタリがあったらゆっくりと誘いをかけたり、巻くのを止めたりしてとにかく確実に食わせることが大切。
鋭いアワセなど不要。
是非とも賞味していただきたい冬ギスの刺身
数はなかなか揃いませんが、25センチを超す大型を数匹釣り上げれば絶品のキスの刺身が食べれます。
包丁の刃に脂がべっとりつくキスの刺身は、釣り人しか味わえない隠れた絶品でもあります。
この時期ならではの、美味しいキスを食べたいために釣るというのが一番気合が入ります!
まとめ
冬ギスに限らず、釣りで一番の重要なことは、どこで釣るかと云うことです。
ポイントを間違うと、どんなベテランや腕利きでもボウズを食らいます。
冬ギスはどのようなポイントにいるのか?と云うことですが、次の2点に注意して探してください。
2 大型船舶が行き来する港湾部の水深が10メートル以上あるようなところ
まず、河口付近は冷たい川の水が流れ込むために冬場のキスは寄り付きません。
なので、ハゼが釣れるような場所は避けたほうが良いです。
次に冬場のキスは、水深が10メートル以上の深場でじっとしていることが多いため、港湾部の大型船舶のミオ筋などに固まっていることが多いものです。
この2点に的を絞って冬ギスの居場所を突き止めて、冬でもキスが釣れるということを体験してください。
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