渓流竿やメバル竿を使った手竿釣りで釣れるものであればそれに越したことはないのですが、ポイントが遠いときはどうしても仕掛けを飛ばす必要が出てきます。
しかもサンマ級の大型のサヨリは釣り人が手竿で釣れる射程距離内には、なかなか来てくれません。^^;
サヨリ釣りに一般的に使われる仕掛けは、メジナ釣りと同じような二段ウキ仕掛けです。
タックルに関しまして申し上げます。
竿は磯竿1号で構いません。
⇒磯竿1号
リールは2000番ぐらいの小型スピニングリールでOK!です。
※ドラッグ性能はあまり気にしなくてもOK!です。廉価品で十分です。
⇒スピニングリール2000
リールに巻くミチイトはフロートタイプの2号ぐらいで十分です。
飛ばしウキはこちらがおススメです。
アタリウキはこちらがおススメです。
ハリスは0・6号から0・8号のフロロカーボンがおススメです。
ハリですが、これらがおすすめです。
もちろんですが、飛ばしウキをつけてのシモリ玉をいくつか使った仕掛けも感度が良いものです。
カゴ釣り仕掛けですが、上の仕掛けの飛ばしウキの上にこのようなマキエを入れる容器をミチイトに通すだけで遠くが狙えます。
釣り方のキモ
さて釣り方ですが、まずはマキエが流れる方向を見極めることが重要です。
小さな紙切れを撒いて流れの方向を確認し、潮の変わり目やたるみなどの潮目を見つけることができればしめたものです。
手返し優先の釣りなので、マキエを切らすことなく撒き続けながら道具を片付けて、戦闘態勢に入ります。
マキエが効き出すとサヨリの群れの波紋が見え始めますから、軽く仕掛けを投げて、飛ばしウキを引いてエサが流れの先に行くようにリールと竿で操作します。
注意することはマキエを打つ位置なのですが、足元にマキエを撒いてポイントを遠くしないことです。
遠くにマキエを撒くとそれだけ手返しが悪くなるだけです。
人影が見えるようなポイントに大型のサヨリが近づくことは稀であり、やや遠目のポイントでもマキエはなるべく近くに撒いて寄せることです。
アタリウキのウキ下は1~1・5メートルから初めるのがセオリーですが、静かな日や沖目狙いの時は1メートルぐらいでも釣れます。
釣り人が多いときは小型のサヨリはウキの着水音にも集まり、ウキ下50センチでもガンガン釣れますが、大型のサヨリはそれほど浅いタナでは釣れないことが多いのです。
いずれにせよ、波の高さ、釣り人の多少などでタナは刻々と変わることを意識して釣りたい。
カゴ釣りの場合も誘いが一番大切で、飛ばしウキ仕掛けでも誘いが一番大切なことは言うまでもない。
前の記事でも書きましたが、リールで余分なイトを巻き取ってから、竿先を潮上にそっと上げることでサヨリが飛びついてくることが多く、ウキに微妙な変化が出たら疑わしきはアワセを入れること!も大切。
これらのことを勘案して釣り場に立てば、サンマ級のサヨリを効率よく数釣りできます。
サンマ級のサヨリで美味しいサヨリ尽くしの料理を堪能してみてください。
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