いつも近郊の淀んだ防波堤で釣りをしていますと、
離島へ渡り澄んだ海水を見ると、心が躍ります。
さてあなたはこのようなきれいな海を見て、いい釣り場だなぁ~!!と思うでしょうか?
私の経験から申し上げますと、
限りなくボウズを食らいかねない釣り場にも見えるのです。
基本的に魚が見えるほど海水が澄んでいる様な場所で、
良い釣りをした経験がほとんど記憶にないのです。
「水清ければ魚棲まず」と言うのはある意味本当です。
あまりに海水が澄みすぎていると、
パイロット的にサビキ釣りをしても、ほとんど魚がハリに掛かりません。
潮が澄むと魚の警戒心が高まるのか、
大物などは臨むべきでもありません。
こういう場所では日中に竿を出すのは
時間とエサの浪費になりかねません。
狙うにせよ、夜釣りをおススメします。
どうしても、朝から昼ぐらいまでの間に
それなりの釣果を得たいと言うときは、
ある程度の水深と濁りがあるポイントを探すことが一番です。
このことはいかなる離島に関しても共通する内容です。
特に、夏場はプランクトンが発生しやすく濁りがあって当然なのですが、
夏場でも澄んでいる海は釣れる確率が極めて低いものです。
潮が澄み切っているときに海底を探っても、
ハオコゼだとか、10センチにも満たないクジメだとか、
ワケの分らないハゼの仲間ぐらいしかハリに掛からないことがほとんどです。
私はこういう澄み切った場所で竿を出すことは
ほとんどしなくなりました。
マキエを撒いても、
5センチにも満たないような魚の大群が湧いてきます。(汗!)
釣れそうなポイントを探すのが
まずは最優先です。
魚がいないところで竿を出すのは心身ともに疲れるだけです。
あたりを眺めて潮の変化があるところに移動するか、
諦めて岩についている貝などを採取するか、
エサとなる生き物を見つけるなどしたほうが良いこともあります。
(※サザエやアワビは採ると罰金となることがあるので注意です)
でも、最悪他に釣り場が見当たらず、
潮が澄み切っているのはどこも同じという時はどうするか?
他に行くところもなく、
ここでしか釣る場所がない時は
砂地と岩場の切れ目をワームをつけて、ジグヘッドリグで攻めることを
おススメします。
ジグヘッドは、大き目のモノで飛距離を稼ぎましょう!
水温が高く、
小魚が湧いていてエサ釣りでは手も足も出ない釣り場があります。
5センチにも満たないようなカワハギの大群や、
10センチ程度のマダイの稚魚がエサを入れた途端に集まり、
海底にはベラが待ち構えているような釣り場は案外多いものです。
こういう釣り場ではエサを使う釣りを諦めたほうが得策です。
ワームはオーソドックスなモノがおススメです。
こういう時のために必ずタックルケースに入れておきたいのがこちらのタイプ。
全く同じメーカーや同じカラーのものでなくても構いませんが、
この2つのタイプがあれば、なんとか釣りになるはずです。
雑魚だらけでエサ釣りが不能なときにこれらのワームを使って、
思いもよらぬ魚をゲットしたことが多々あります。
離島に渡る際は、ジグヘッドとワームは最悪のときを
想定してタックルケースに入れておくと良いと思います。
人気のワームを載せておきますので参考にされて下さい。
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