防波堤付近のゴロタ浜での投げ釣りをした方は、案外数少ないと思います。
どのような仕掛けを使っても、根掛かり必至ですから、オモリやテンビンは投げ釣り仕掛けを海に捨てに行っているような気さえすることがあります。^^;
投げ釣りでは鉄板とも言える「中通しオモリをミチイトに通してヨリモドシで止める仕掛け」は、7~8割ぐらいの確率で根掛かりします。(涙)I
私が以前使った投げ釣りでよく使われるジェット天秤と1本バリ仕掛けも3~4割の確率ぐらいで根掛かりします。
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1本バリ仕掛けとは、市販されている投げ釣り仕掛けの枝バリを予めカットし、ハリが1本だけになるようにするものです。
ハリの本数が多いほど根掛かりする確率が高まりますし、魚が掛かっているのに他のハリが根掛かりしてしまい、魚も仕掛けも失うことをこれまでたくさん経験いたしました。
しかも、複数本のハリはエサのムダにもなります。
キスやハゼを砂地で狙う時の様に複数本のハリは効率的どころか障害になります。
タックルはお手持ちのエギングロッドやシーバスロッドとスピニングリールの組み合わせがベターです。
投げ釣りはもちろん、ルアー用にも、船釣りにもたいてい使える万能竿に近いのがこちらのアブのクロスフィールドは1本持っておくととても便利です。
⇒アブガルシア(Abu Garcia) クロスフィールド XRFS−904M−TE 1373903【あす楽対応】
リールは、前の記事にも前述した同じアブガルシアのこちらのリールがおススメです。
本格的なサーフからの投げ竿やリールは要りません。
どのようなタックルを使おうと、どのようなテンビンやオモリを使おうと、根掛かりは避けられません。
但し、ポイントによっては面白いほどアイナメやカサゴやソイなどが複数匹釣れることもあります。
ゴロタ浜で投げ釣りをする方がほとんどいない分、場荒れしていないのが特徴です。
もちろんですが、厄介な外道もかなりいます。
仕掛けを切るし、エサだけを瞬時で食べ尽くす厄介物です。
また、ゴンズイやハオコゼなども釣れますので、要注意。
多くの釣り人があえて狙わないポイントを、多くの釣り人があえてしない投げ釣りをしてみることで思わぬ釣果も得られます。
割り切って、仕掛けやオモリのロストを予め覚悟すれば、案外楽しい釣りができます。
防波堤付近のゴロタ浜で投げ釣りの補足
防波堤付近のゴロタ浜で投げ釣りをしていると、他の釣り人が見たら自暴自棄になっていると思われるかもしれません。(爆)^^;
しかし、スレていない釣り場でこそが良い釣りが出来ることが多いものです。
先の記事にも書きましたが、通常の仕掛けでは仕掛けをロストするために投げていると思われても仕方ありませんが、そこはひと工夫です。
ハリをネムリバリにしたり、オモリが岩の間に挟みこまないように工夫したりいろいろなことを試行錯誤することで、若干ではありますが、仕掛けのロストが軽減できます。
何度か足を運んで大物がいるんだけれど、なかなか釣れないなどと言うポイントは是非とも記憶しておいて後日改めて狙うようにすることが得策です。
ご存知の方もおられるともいますが、画期的な釣具を作ることで有名なギアラボから根掛かり対策オモリも発売されています。
更に、探り釣りでも紹介しました重めの根掛かり防止用のジグヘッドにハリスを結んでエサをつけてそれのみで投げる釣り方がおススメです。
アコウなどのハタの仲間はキビナゴを1匹掛けにし、カサゴなどは太目のアオイソメを8センチぐらいの長さでハリに刺すと良いです。
こちらのジャングルジム スリーパーのマッチョも同様なエサの使い方をします。
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スピニングリールにはナイロン3号を巻き、リーダー(ハリス)も3号で構いません。
問題はロッドなのですが、硬過ぎても、軟らかすぎても釣りづらいのでこちらのやや硬めのロッドが使いやすいです。
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こちらですと、バッドが強いので大型のロックフィッシュでも一気に勝負することが出来ます。
こちらのタックルと仕掛けはそのまま大きめのワームを付けてルアーフィッシングにも転用できます。
要は活きエサを使うか、ワームを使うかだけの差です。
余談ですが、画期的な釣具を販売しているギアラボの釣具は秀逸なモノが多いので参考にされて下さい。
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