日本全国では釣れる時期が微妙に違うかもしれませんが、私が住んでいる所では、晩夏から初冬にかけてが防波堤や埠頭からのカワハギ釣りのシーズンです。
今現在も、海釣り公園では、30センチぐらいのカワハギがビギナーのサビキ仕掛けに掛かって釣り人を驚かせたり、喜ばせたりしています。
カワハギは、釣ってもなかなか面白い魚で、結構引きが強い魚でもあります。
しかも、ハリが特殊で小さくないとおちょぼ口に掛からないという厄介さを併せ持つ魚です。
なので、上手な方と下手な方との差が如実に出る、釣るのに難易度の高い魚でもあるのです。
カワハギの仲間のソウシハギには要注意!
カワハギの仲間にはウマヅラハギと云う魚もいて、コチラも非常に美味しい魚です。
昔は、フグの代用品として薄造りにされていました。
基本的にカワハギの仲間は美味しい魚が多いのですが、猛毒の仲間もいます。
気を付けていただきたいのが、同じ仲間のソウシハギ。
カワハギと違うのがお分かりいただけるはずですが、同じ仲間だから食べられるだろうなどと思ったら大間違いです。
内臓にはフグの70倍ともいわれるパリトキシン毒を持っており、知らずに内臓を食べると半日足らずであの世逝きになるという恐怖の猛毒魚なのです。
元々は暖かい海にしかいなかったのが、近年の海水温の上昇により、瀬戸内海で見られて久しくなります。
当然もっと北上しているものと推察されます。
ソウシハギが釣れたら、ハリを外して海にリリースするようにしましょう!
カワハギ釣りはハリとエサが大切
防波堤から釣れるカワハギは、手のひらサイズが多いものです。
20センチぐらいの手のひらサイズでも、結構よく引きますし、食べても非常に美味しいものです。
数を釣るには、ハリとエサと竿の選択が重要です。
まずはハリですが、私のこれまでの数十年の経験で一番カワハギ釣りに向いているのは、このがまかつのハリだと思います。
ハゲバリとして売られているモノよりも、この秋田キツネに似た形状のハリが実に塩梅が良いのです。
ハゲバリよりも、私の経験上、冗談抜きで数倍釣れます。
通常のハリが開いてネムリバリのようにハリ先が内側に曲がっているハリと比較しますと、確実に釣果は数倍違います。
防波堤からのカワハギ釣りのエサ
次にエサですが、基本的には私はアオイソメを使いますが、パワーイソメなどでも食ってきます。
ですが、最近釣果を上げている方が使っているエサがこちら。
色々な貝がある中で、なぜアサリが良いのかと云うと、それは入手しやすいからです。
特殊な貝の方が食いが良くても、入手できなければ意味がありません。
そいう言う意味では、Amazonで販売されているこちらが参考にもなります。
⇒カワハギ用 アサリむき身
防波堤からカワハギを釣るときの竿
さて、次にカワハギの小さなアタリを取る竿先を持つ感度の良い竿出ないと、なかなか数釣りは睦ましいのです。
アマゾンで、格安のロッドを発見しました。
リールに関しては、スピニングでもベイトリールでも何でも構いませんし、リールに巻くラインもPEの1号ぐらいが良いのですが、ナイロンでもほぼ釣れ方は変わりません。
カワハギ釣りのコツですが、「疑わしきはカラアワセ!」という感覚で、カワハギがエサを齧っているのをイメージしながら力いっぱいアワセを入れますと、案外ヒット率が高くなります。
是非とも試してみて下さい。
これぐらいの釣果は、調子が良ければ1~2時間で釣れますよ~!
それと、カワハギは日没とともに釣れなくなるので要注意です。
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