防波堤から遠投カゴ釣りでマダイを釣るときに気を付けるべきこと

ウキ釣り

防波堤からマダイを狙う釣り方はいくつかあるのですが、投げ釣りと並んでビギナーでも始めやすいのが遠投カゴ釣りです。

移動ウキ仕掛けで魚を釣った方であれば、大型のウキとカゴを付ける違いがあっても、やり方が似ていますので、直ぐにマスターできる釣り方だと思います。

なぜ、初心者に遠投カゴ釣りが向いているのかと申しますと、仕掛けをマキエを同調させることが簡単だからです。

マキエカゴに沖アミやアミエビなどを詰めて、遠投しますが、マキエカゴの下に付け餌が付いたハリがあるわけですから、食いが立っているときは、文字通りいろいろな魚が入れ食いになることさえあるのです。

メジナ、クロダイ、イサキ、アジ、サバ、ブリ、ヒラマサ…などなど。

カゴ釣りが人気があるのは、マダイに限らず季節季節でいろいろな魚が釣れるからです。

カゴ釣りを禁止している防波堤や釣り場もある!

注意せねばならないのは、いろいろな魚がガンガン釣れることが多いカゴ釣りですが、そのためにこのカゴ釣りを全面禁止している釣り場や防波堤もありますし、日本全国各地にある海釣り公園などでは、カゴ釣り禁止のところが多いです。

ある意味、カゴ釣りは禁じ手に近い釣り方です。

特に、マキエを撒いてウキフカセでクロダイやメジナを狙っている釣り人が多くいる防波堤で、カゴ釣りをすると、すごく嫌われるだけではなく、喧嘩になることもあるほどなのです。

それぐらい、「嫌われる釣り方」でもあるということは覚えておいてください。

なので、誰もカゴ釣りをしていないからラッキーなどと思って、カゴ釣りをすると、周囲から白眼視されるだけではなく、罵倒されることもあります。

困っても誰も助けてくれないどころか、口もきいてくれませんよ~!

「周囲の迷惑を考えず、自分さえ釣ればよい!」というような釣り人と思われるフシもありますので、要注意です。

カゴ釣り禁止のところでは、絶対にカゴ釣りをしてはいけません。

マナーだとか、モラル以前の問題です。

カゴ釣りをするときは禁止でないか再確認

ギャング釣りという釣り方があります。

引っ掛けバリをたくさんつけて、魚を引っ掛けまわす釣り方です。

魚が傷つくだけではなく、周囲の人が迷惑します。

川の中で、毒物を流したり、電流を流したりして漁をすることは禁止されています。

そこまでひどくはないものの、全国の海釣り公園の多くがカゴ釣りを禁止しているのは、カゴ釣りをすると、ポイントが遠くなり、手前でマキエびしゃくでちまちまマキエを撒くようなウキフカセ釣りでは太刀打ちできなくなるからです。

釣りが好きと云ってもいろいろな釣り方がありますし、好みもいろいろですが、自分が釣るためだったら人が釣れなくなっても構わないというのは最低な釣り人の類だと思います。

離島でみんながカゴ釣りをやっている防波堤もありますし、カゴ釣りが主流の地域もありますが、周囲を見渡して他の釣り人の迷惑にならないことを確認したうえでカゴ釣りをするようにしましょう!

海は誰のものでもないし、俺が何をしようが勝手だろう!!などと云った言動をとっていたら、テトラに落ちようが、落水しようが、誰も助けてくれなくなります。

遠投カゴ釣り仕掛けの例

基本的な遠投カゴ釣り仕掛けは下記の通りです。

細かいことは後述するとして、この記事では竿とリールについて記事を書きます。

遠投カゴ釣り用のロッド

投げ釣りと違って1本竿で釣りますので、多少値の張る竿を使っても良いと思います。

安い竿で良ければ、これぐらいの価格からあります。

有名ブランドのダイワでも、お手頃価格の良い竿があります。

遠投カゴ釣り用のリール

リールはスピニングが一般的です。

もっとも一般的なのがこちら。

もっと安いモノで構わないという方は、こちらもあります。

また、ABUのロケットに代表される両軸リールで遠投できるタイプのモノも販売されています。
ABU ロケット

バックラッシュせずに両軸リールをうまく投げれる方には、コスパに優れたおすすめの両軸リールはこちらです。

両軸リールで遠投すると、かっこいいですからね!

ビギナーや慣れない方がするとバックラッシュするのを難なくこなすと、それだけで他の釣り人とは違う雰囲気が漂います。

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