防波堤からの小物釣りも凄く楽しい!!

クロダイ

釣りが好きな人が集まると、お酒がなくても話が盛り上がります。

職場でも、釣りが好きな方とはすぐに親しくなれます。

もちろん、お酒が入ると、もっと盛り上がります。

各自の自慢話に花か咲くのかどうかは別として、私は年を重ねるごとに誰も真剣に狙わないような俗に言う雑魚(ザコ)釣りが個人的に好きになってきています。(現在進行形)

30年ほど前に、釣具店に自分が釣った50センチオーバーのクロダイや90センチオーバーのスズキの魚拓が貼ってあるのが釣りをする励みとなった時期もあります。 ^^;

大物を釣ることにしかロマンや夢はない!!と真剣にそう思っていましたが、ある特定の魚種ばかりを追いかけてある程度の実績を上げてしまうと、段々興味が薄れもしますし、自分では釣ったつもりでも、長いスパンで考えると、「自然が与えてくれためぐみ」であることに気づかされます。

夜討ち朝駆けで釣りをしていた私が大物と出会う確率が高かっただけのお話でしかなかったのです。

30代の始めのころは年間釣行日数が300日を超えた年もありました。

狂気の沙汰・・でした。 ^^;

妻からは「母子家庭」と揶揄され、悪天候で釣りにいけない日だけ自宅でおとなしくしている私を見て、妻からは「どちらさんでしたっけ??」などと、嫌味ばかりを言われていました。 ^^;

当然と言えば当然です。

今はやりのイクメンなどという男性とは対極的に、糸が切れたタコの様に釣りばかりしていたのですから・・。

今思えば、妻から離婚届を突き出されなかったのが奇跡だとも言えます。(苦笑)

妻子が寝ている早朝から自宅を抜け出して釣り場に向かい、釣り場から職場に行って、仕事が終わると、その足で釣り場に向かい、帰宅すると、風呂に入り、メシを食って、寝るという日々が続きました。

布団の中にガラスの破片や枕カバーの下にケンザンでも置いてあるのではないか??と思ったことがあります。 ^^;

そんなことをされても仕方がないような釣り三昧の日々でした。

ですが、トコトンやるまでやると、興味や関心が他へと移行するのが自然な流れです。

ヘラブナ釣りをする釣り仲間と夜な夜なクロダイ釣りに出かけ、ヘラブナ釣り用のフラシビクに入らぬくらい毎晩のようにクロダイを釣り散らかしていた時期もありました。

ビクに入れておいても、納竿時にはすべてリリースするんですが・・。

最盛期に年間1000匹以上のクロダイを釣っていた私は、磯釣りもするようになり、船釣りもするようになり、ルアーフィッシングもするようになりました。

いろいろな釣りをやって、防波堤からの小物釣りがこんなに楽しい!!と開眼したのはメバルが最初でした。

大型のクロダイやモンスター級のスズキに夢中になっていたときは、釣れてもリリースと言うより波止との反対側に投げ捨てるだけの魚でした。

ところが、メバルと言う単一魚種に絞って狙うと、これはこれで凄く面白いのです。

病み付きとなり、いつしかメバルがメインとなり、クロダイやスズキがバイプレイヤー以下の存在になってしまいました。

大物は腕で釣れ!小物は道具で釣れ!」と言う格言もありますが、小物も腕がないと、2~3匹の貧果に終わります。

どんな魚種も真剣に狙うと、面白いものです。

海釣りの売れ筋の釣り小物を参考にされてください。

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