小さな漁港などの出入り口には、多くの場合切れ波止があります。
中には全長が50メートルを超え、もろに「波止め」を意味する高さもかなり高い切れ波止もありますが、全長が20メートル程度で左右の先端部分には水銀灯がついているような切れ波止もあります。
いずれにせよ、ボートを漕いで接岸しないと絶対に渡れないのが切れ波止です。
クロダイに夢中になっていた30年ほど前に、たまたまある漁港に仲間うちの知れたる釣り人だけが自由に使ってよいと言う暗黙の了解の下に使用できるFRPのボートがあり、それを漕いでよく切れ波止に渡っていました。
仲間うちの誰かが頑丈な金属製の縄梯子を設置してくれていたおかげで、1人でも渡れることが出来たので、早朝だったり、真夜中にも単独でボートを漕いで切れ波止に渡っていました。
釣果がまるで夢のように違うのです。
一度の釣行で40~50センチオーバーのクロダイを20枚以上釣ることも珍しくはなく、大物とのやり取りや竿さばきは、この切れ波止で会得したと言っても過言ではないと思います。
まさに数稽古ができる「クロダイ道場」でした。
漁港の左右の先端部分でも大型のクロダイが散発的に釣れていたのですが、魚影の濃さがまるで違うことに本当に驚いて、夢中になって切れ波止にかなり通い詰めました。
漁港の先端部分から、僅か15メートルぐらいしか離れていない全長20メートルぐらいの切れ波止でした。
たったそれだけの距離しか離れていないのに、「夢のような釣果」が期待できる魚影の濃さに震撼しました。
ご覧の方がよく行かれる漁港などの出入り口にも、必ずと言って良いほど切れ波止があるはずです。
波止の高さ、潮の速さなどを勘案しますと、難易度もマチマチですが、よく行く釣り場の切れ波止に渡るにはどうしたら渡れるのかを検討してみてください。
参入障壁の高い切れ波止ほど魚影は濃いものです。
こんな状態の切れ波止場に渡ると、ストリンガーのフックが幾つあっても足りないぐらいの釣果が期待できます。
魚はウジャウジャ、釣り人はあなた一人。
釣れないはずがありません。
ゴムボートと縄梯子がキレ波止でのマストアイテムです。
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売れ筋の縄梯子も参考にされてください。
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