釣り人の新たなポイント開拓のためのゴロタ浜

ゴロタ浜攻略

釣りの極意の一つには、新たなポイント開拓は欠かせません。

それが、必要・必然になることは、多くの釣り人が経験されているはずです。

ある防波堤でメバルが釣れているだとか、ある埠頭からタチウオが釣れているなどと言う情報が流れますと、そこはもう釣り人だらけとなり、狭いポイントに竿の林ができる状態にもなります。

クルマが横付けできる防波堤防波堤付近に駐車場があるポイントは、人気のポイントでもあるのですが、年がら年中釣り人が朝となく、昼となく、夜となく入れ替わり立ち代わり竿を出しますから、年々魚影も少なくなり釣りの難易度も難しくなる傾向にあります。(涙)

こういう人気のポイントの防波堤で大物を仕留めるには「運・根・勘」以外に、通い詰めた釣り人だけが知りうるマル秘テクニックが要求されることも少なくありません。

それはいかなる釣りの本やサイトなどにも紹介されていない「妙な釣り方」だったり、「なるほど!」と膝を叩くばかりの「理に適った釣り方」だったりもします。(驚!)

なので、ソコを初めて訪れた釣り人は手も足も出ずに、最悪ボウズを食らうようなことは珍しくありません。

「場荒れした防波堤での釣り」ほど難しい釣りもなかなか見当たらないほど難しくなります。

こういう場所に運悪く出くわした時の対処法は、いくつかあります。

ベテランさんたちのタックル、仕掛け、エサ、狙っているポイント、実際に釣れているポイントを今後のためにくまなく見てまわり、真似をして釣りをするのもひとつのやり方ではあります。

事実私もこういうパターンで釣り場で知り合いができ、いろいろな釣り方を教わってきました。

中には狭量な釣り人もおられて、その方の近くに行くだけで、「俺の釣りを邪魔するなよ~!!」みたいな雰囲気をモロに醸しだしているおっかない釣り人も少なくはありませんが、ヘタクソな釣り人を見ると「ア~でもない、こ~でもない・・・」と一部始終を教えてくださる【親切&おせっかいな釣り人】もいます。^^;

あえて火中の栗を拾いに行くように、多くの釣り人の中に参戦してウデを磨くというやり方をすると言う手ももちろんあります。

ですが、人によっては「そんなことまでして釣らなくてもいいよ~!!」と言う人も少なくありません。

せっかくの休日だから、1人で思う存分人の邪魔をすることなく、人からも邪魔されることなく釣りを楽しみたい!!」と言う気持ちは、多くの釣り人が持つ偽らざるごく当たり前の感情ではないでしょうか?

私も近年ではその傾向が顕著になりつつあります。

人と競う釣りなどまっぴらゴメンですし、たとえ小物でも自分が狙った目的の魚が釣れると、1人でニンマリすることも多いものです。

自慢するためだとか、賞賛されるために釣りをしているわけではありません。

なので、釣り人だらけの防波堤に出くわしたら、私は最近ではあえて防波堤では竿を出さずに、防波堤に繋がるゴロタ浜で竿を出すことが多くなりました。

防波堤に繋がるゴロタ浜は、日本全国には幾つもあります。

多くは遠浅だったりしますから、釣り歴が長い方ほどこういうポイントは回避しがちなはずです。

誰一人竿を出してもいないこんなところでは釣れないのではないか?と思うのがごく普通の考え方です。

ところが、人の手垢でまみれたような防波堤よりも数倍の釣果が上がることもあるのです。

メバルやカサゴを主体とするロックフィッシュはもちろん、クロダイやメジナ、スズキ、アオリイカ、アジ、カワハギ、キス・・・などが面白いように釣れることもあるのです。

根掛かりするのが嫌で、ゴロタ浜は敬遠されますが、人が通らぬ道に花が咲くことも多いはずです。

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