釣りの常識を無視した釣り方の楽しさ

クロダイ

最近意図的に規格外と言いますか、想定外の釣りをして、楽しむことをしています。

それは、投げ釣りで紹介されているキスをウキ釣りや渓流竿で釣ってみたり、投げ釣りでわざと船竿を使ってみたり、ルアーフィッシングで磯竿を使ってみたりだとか・・・。

この想定外の常識ハズレの釣りにはまったのは、孫のお粗末なロッドとリールでクロダイの落とし込み釣りをしてそれなりの型のクロダイが釣れてからです。 ^^

●●釣りには、このロッドやこのリールが良いと思っているのは、実は釣りを重ねた経験の因習でもあるような気が致します。

初心者に磯竿にスピニングリールを付けて、シーバスをシンキングミノーで釣らせて、釣れれば、恐らくその方は磯竿を使うようになると思います。

同様に、船でメバリングロッドでキスやカサゴを釣らせれば、それが良いと思うようにもなるはずです。

釣具は日を追うごとに細分化され、船竿などは魚種別のロッドがあるぐらい細分化されていますが、それが一番でもないはずです。

例えば、防波堤からシーバスをウキ釣りで狙う時に、ブラックバス用のロッドでも十分釣れることを何度も経験しました。

メジナを釣る時にレバーブレーキが付いていないようなリールでもいくらでも釣る事ができました。

●●釣りには、この竿とこのリールでないと釣れないという考えを改めさせられました。

過日お粗末極まりない100円ショップで10年ほど前に買った、竿全体が捻じ曲がった3本継ぎの竹竿で落とし込み釣りをしたところ、35センチほどのクロダイが釣れました。(苦笑)

その後も何匹か追加しましたが、大物が掛かり、その竿はへし折れて、イトの付いた竿の竿の折れた部分から上は海の中に消え去りました。(涙)

ですが、いろいろと考えさせられました。

高価な道具だから釣れるわけでもないし、安価な道具でも釣れる時は釣れることを。

これはタックルだけでもないのです。

メバルは、細いハリスが釣れることが定説ですが、5号のナイロンハリスでもいくらでも食います。

メバル凪などと言う言葉も、少なくとも私はまるで信用していませんし、メバルは多少波があったほうが良く釣れる経験を何十回と経験しています。

本や雑誌で知識を得ることも重要ですが、釣り場でいろいろなことを試すほうが面白いです。

釣りの楽しみ方は、常識や固定観念に捉われない釣り方のほうが楽しいこともあります。

天邪鬼ではありませんが、タックル、仕掛け、エサなどもいろいろと試すとそれはそれで面白いものです。

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