釣った魚を自分でさばける男になりたい!

魚の料理

私が数十年前に魚を捌き始めた時は単純な理由からでした。

素人でも魚が捌ける男はカッコイイ!!かも??と、いう単純な理由からでした。^^;

本を見ながらの作業でしたので、最初は・・・、それはそれは酷いモノでした。

刺身を造っても、骨が随所にあるし、鱗まで付着して、我ながら呆れる不味さでした。^^;

ところが、それなりに練習すると、家人も釣り仲間も絶賛する料理が出来たりするのです。

バカなことに本当に脱サラして、居酒屋でもやろうか?と本当に考えたこともあります。

ところが、どちらかと言うとマイナーな魚が好きなために商売として成り立つのかが不安でした。

ゴンズイの天ぷらだとか、ギンポの煮浸し、ヒイラギの素上げ、アイゴの刺身・・・などと言うのがメインな店になってしまいそうで、ごく普通のスーパーの刺身の盛り合わせにあるようなモノは一切使わないお店を考えていました。

ですが、素材を集めるのに私が東奔西走して釣りをして、誰が店の営業をするか?という問題に直面すると、
やはり私なのです。^^;

はっきり申し上げて、寝ているヒマなどありません。

幸せは、はるか彼方です。^^;

寝る暇も惜しんで働くような状態に自ら進むことが果たして幸せかどうか??

3ヶ月もすれば、脳卒中か心筋梗塞になりそうです。

ここで私はすっかり醒めました。

ただ単に家人や釣り仲間に評判の良い料理を作るだけのほうが幸せかも知れない?かも?と。

人様からお金を頂こうとすると、要らぬ気を使わなくてはいけません。

ところが、私が捌いて無償で提供するのであれば、文句は言わせません!!(笑)

でも、本当に美味しいかどうかは表情で分ります。

旨い!!と言ってくれるときはサイコーの気分です。

・・・だろ!!??と言う気持ちになります。

ど素人が魚を捌いて料理して皆に振舞うって・・・・・、ある意味ダンディズムかも??と思うことがありました。

魯山人の本なども読みました。

この人、本当にスゲー!!と思いました。

その本を読んだおかげで?オオサンショウウオやヒキガエルの刺身が食べてみたい!!と思うようになった私はある意味変質者かも知れません。

釣りも奥深いですが、料理もそれはそれは奥深いです。

魚の目利きできますか?

魚の目利きができることも重要なファクターです。

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