秋も深まりますと、一潮ごとにカワハギがだんだん大きくなっていきます。
中には30センチを超えるカワハギが釣れることも珍しくありません。
しかも肝の部分がパンパンに膨れ上がった、いわゆる肝パンのカワハギだと食味抜群です。
どんな料理にしても、すこぶる美味しいカワハギなのですが、これがあると料理が上手くない方でも、また魚料理をしたことがない方でも、カワハギをキレイに下ごしらえできるスグレモノと云うのがあります。
今回は、そのアイテムを紹介したいと思います。
ビギナーでもカワハギを捌くの便利なマストアイテムとは?
魚を捌いたことがないという方は、案外多いものです。
カワハギを捌けたほうが良いですが、捌けなくても一般的な家庭生活に支障をきたすというわけではありません。
でも、これがあると、私のようなド素人の方でも簡単にカワハギを捌くことができるアイテムがあります。
それは、ズバリこちらです。
釣り用の万能バサミです。
この万能バサミで、尾びれ以外のヒレをすべて切り落として口から1センチぐらいのところをハサミで切り落として皮を剥きますと、綺麗に皮が剥げます。
プロの料理人のようなテクニックが全くいりません。(笑)
それどころか、何匹もハサミで捌きますと、コツというかスキルが身につきます。(笑)
料理本などに書いていないスキルです。
手際よくカワハギを捌くことができます。
妻(女性)が喜ぶカワハギを捌くこと
多くの釣り人は、大きな魚を釣って悦に浸っていることがほとんどですが、実際に魚を捌くのは奥さんをはじめとする女性の場合はいろいろな問題が発生します。
まず、大きなタイやヒラメやクエなどを釣って持って帰っても、上手に捌けないことが多いものです。
近場で型の良い黒鯛やシーバスなどを釣って帰っても、捌くのが苦手な奥さん(女性)からは嫌われます。(笑)
私の家庭がそうだから、よ~く分かります。
釣りに興味のない女性からすれば、年なしのチヌだとかランカー級のシーバスなどというのは、まるで興味のないお話ではないでしょうか?
そんな魚よりも、女性からは「捌きやすい魚」が好かれます!!
そういう意味でも、カワハギは女性に好まれる魚です。
鱗がないのでとても調理しやすいのです。
お腹のところに切れ目を入れて、肝を壊さないようにして取り出して、お腹を洗ってキッチンペーパーで水気を取れば、下ごしらえの完成です。
カワハギの料理例
カワハギはいろいろな料理にすることが出来ます。
1 刺身+キモ醤油
魚の刺身の中では、間違いなくトップクラスの美味しさです。
2 お煮つけ
小骨が少ないカワハギのお煮つけは、お子さんやお年寄りの方からも大人気。
3 ムニエル
刺身や鍋物が当たり前のカワハギですが、ムニエルなどをするのも釣り人ならでは。
多くの方がしない料理法もアリだと思います。
4 鍋物
小骨がなく、身離れが良くて淡白な味はどんな鍋物にも合います。
5 みそ汁
カワハギの旨さを堪能できる基本的な食べ方が、みそ汁です。
カワハギの干物もマジ旨い!
上記の料理法が代表的な料理ですが、他にも一夜干しを作ったり、塩コショウだけのから揚げも絶妙に旨いです。
カワハギのみりん干しやロールなども、日本各地のお土産として売られています。
これらも、釣ることができれば、ご家庭でできます。
釣って楽しく食べて美味しいカワハギの虜になりますよ~!
釣りに行かなくても、こちらでカワハギの味を堪能するという手もあります。
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