堤防がオーバーハングになっている場所や、壁に潮を通すための空洞が空いている防波堤では、ヘチ釣りで、30センチ以上のメジナが案外ラクに釣れることを知っている方はそう多くはありません。
もちろんこういう場所では、小型の電気ウキを用いて壁際を流せば、やはり30センチを超えるメジナは釣れます。
ですが、この釣り方ですと、あえて電気ウキを使う必要性もないようにも思えます。
メジナ釣りは、視認性の良い朝マズメから夕方にかけて、マキエを撒いて、ウキを使ったフカセ釣りで釣るのが面白いものです。
暗闇の中で、浅いタナのヘチでメジナを次々に掛けても、何が何だか分からずに、たいして・・面白くはありません。^^;
近くの防波堤でも40センチオーバーのメジナが釣れる場所がある!
話は変わりますが、わりと近場のテトラが入っている防波堤で夏場の夜釣りで、アオイソメをエサにウキ釣りをすると、大物がハリには掛かるが絶対に釣り上げることが出来ないと言われるポイントがありました。
ハリには掛かるのですが、浅いタナで食って、テトラの間に潜るために、ほぼ根ズレするので、ハリスやミチイトが切れてしまうのです。
磯竿の1~2号では長さとは無関係に、竿先が軟らか過ぎて全く釣れないのです。
夏場のテトラ帯で夜釣りで大型のメジナを電気ウキで釣るためのロッド
私もこの防波堤に何度か通い、辛酸を舐めましたので、ロッドをアレコレと変えてみました。
落とし込み釣り用の竿やメバリングロッドでもダメですし、シーバスロッドでもテトラの穴に猛スピードで潜り込まれます。
それは10フィート以上あるショアジグ用のロッドです。
こちらが、おすすめです。
テトラの先端部分に出て、小型の電気ウキで、テトラの穴を探りタナを1メートルから1・5メートルの間で釣ると、かなりの引きを味わえます。
このサイズが釣れるのですが、面白いかどうかと尋ねれると、「たいして面白くない!」としか言いようがありません。
釣りは、釣れれば良いというわけではありません。
最初は近場で40センチ前後のメジナが狙えるということで、何度か夢中になりましたが、すぐに飽きてその釣り方をしなくなりました。
メジナ釣りはやはり、明るい時間帯にマキエを撒いてウキ釣りで釣るのが一番です。
私は、船釣りもするのですが、大きなカゴにオキアミを入れて10メートルぐらいある2本バリ仕掛けで、50センチオーバーのマダイと45センチぐらいのメジナが同時に掛かったことがありますが、50号負荷の船竿で、PEの6号を巻いた電動リールのタックルですから、全くスリルも何もなく、釣れても感動すらしませんでした。^^;
同じ魚種でも、釣り方などで全く釣趣が違います。
釣れれば良い!!というわけではないのは、釣りが好きな方であれば、お分かりいただけるはずです。
極端な例ですが、ハゼなどをクエを狙うような竿で釣っても、到底面白いとは思えません。
メジナは細めの磯竿で、根に潜り込まれないように竿さばきを駆使して釣るのが、やはり楽しいものです。
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