桜の花の咲くころに釣れるカレイを花見ガレイと言って、昔から珍重しています。
この時季のカレイは肉厚で美味しく、引きも強く、アタリも鮮明なことが多いのです。
カレイの投げ釣りをすると、知らぬ間に釣れていたと言う経験は誰しもがするはずですが、花見ガレイのアタリはアイナメ?セイゴ?と思うほど鮮明なことがあります。
更に刺身が旨い!!
日本人は風情を大切にする国民で、何かあれば酒を酌み交わし交友を深めたがります。
桜の花を見ながら、花見ガレイの刺身を口にする贅沢は釣り人の特権かもしれません。
さて、花見ガレイの釣り方なんですが、本格的な投げ釣りばかりでもないのです。
この時季のカレイは沖に戻るために荒食いをします。
どうかすると、防波堤や埠頭の際にいることも多いのです。
当然投げる必要はありません。
安いコンパクトロッドやリール付きのバ●チョンロッドに5号ぐらいの中通しオモリをつけて際に落としこんでおくだけで案外釣れます。
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エサはアオイソメで十分です。
30センチを超える花見ガレイになると、コンパクトロッドが落ちそうになるぐらい良く引きます。
何本かの竿先に鈴をつけて、アタリを待つだけ!!
たまに、アイナメやカサゴなども登場します。
のんびりと春の風情を楽しみながら・・・、際狙いの花見ガレイ釣りも楽しいものです。
桜ダイ、乗っ込みチヌ、花見ガレイ・・・などと季節感のある魚の呼び方は釣趣をそそります。
釣りで季節感を味わうと言うのもオツなものです。
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