自分で釣った天然ウナギの捌き方

ウナギ

ウナギ釣りをしても、どうせ自分で捌くことなど出来ないから、
ウナギ釣りに行かない!!と言う方も案外多いのです。

案外ではなく、たいていかも?

私は好奇心が旺盛なので、釣り魚の本を見て、今から30年ほど前に
長モノと呼ばれるアナゴやウナギを自分で捌いてみました。

その気になって、やれば何とかなるものです。

特別難しいとも思いませんでしたし、
2回目以降は難なく出来ました。

そりゃ~、プロのウナギ職人の方が見たら、お前はアホか!!と言われるかもしれませんが、ここは釣り人の特権です。

無主の生き物を先占した釣り人には、ヘタクソに料理したとて、
誰に文句を言われる筋合いもありません。
(お金を頂いて、商品として提供すれば話は別ですけど・・・)

私も最初は本当に出来るのかどうかが不安でしたし、道具もありませんでした。

大工道具のキリをウナギの目に刺して、小出刃で捌きました。^^;

案外最初から上手くいきました

不安な方はこちらをご覧下さい。

お役に立つはずです。

注意することは、皮を引いて刺身で食べてみよう!!などとは思わないことです。

アナゴの刺身を出す居酒屋さんは今では珍しくないですが、
ウナギの刺身を出す店は聞いたことがないはずです。

どうしてだか・・・ご存知でしょうか?

ご存知の方もおられるはずですが、
ウナギの身には毒はありませんが、血液にはイクシオトキシンと言う毒があるのです。

このイクシオトキシンは、フグ毒のテトロドトキシンのような猛毒性はないのですが、
目に入ると結膜炎となり、ひどいときは失明すると言う危険な毒素なのです。

口から体内に入ると下痢や嘔吐を引き起こし、アナフィラキシーーショックを起こすと言われています。
(アナフィラキシーーショックと言えば、スズメバチを連想する方も多いはず。)

でも、熱を加えると無毒になるのは、ゴンズイやアイゴ、ハオコゼなどの毒素と似ています。

だから、ウナギは基本的に熱を通すのです。

浜名湖の周辺部では独特の調理法をしてウナギの刺身を食べさせてくれるお店があるそうですが、素人はウナギの刺身など作らない、食べないほうが安心・安全です。

案外ウナギを捌くのは他の魚を捌いたことがある方ですと、
そんなに難しいとも思えません。

やる価値はありますよ。

食い意地のなせる業ですけど・・・。

こちらの売れ筋のウナギ包丁も参考にしてください。

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