睡眠不足になることがなく、短時間勝負なので、集中力を保てるのが夜釣りの利点

夜釣り

多くの方は、お仕事をされていると思います。

先祖伝来の幾つもの不動産を所有していたり、会社を興して株式の配当金だけで暮らせるような羨ましい方でもやはり仕事を全くしていないと言う方を私は存じません。

人の職業は10万種類ぐらいあるといわれていますが、多くは朝から夕方にかけての仕事が多いはずで、私も9時に出社し、夕方の7~8時時ごろに退社すると言うサイクルで数十年間生活の糧を得てきました。

もちろん残業などもありますから、帰宅するのが深夜になることもあります。

特に休みの前の日は、アレも、コレも・・・と仕事を片付かせておかねばオチオチ休むこともできないために帰宅時間が遅くなる傾向にあります。

そのような時に翌朝4時に某釣具屋さんの前に集合!!などという約束をしてしまうと、釣果だとか、狙う魚とは無関係に気が沈んでしまいがちです。

「受験勉強じゃ~あるまいし、睡眠時間が3~4時間で、釣りに行くなんて・・・!」と思うことがしばしば。

釣り仲間とワイワイ釣り場に行くのは楽しいのですが、思うようにアタリがない時は睡眠不足だと仕掛けを小まめに替えたり、タックルを替えたり・・・という基本的なことすら煩わしくなるものです。

特に、周囲でまるで釣れていないときは、釣りに対する集中力がほとんどゼロになっています。

ところが、仲間と釣りに行くと、エサはたっぷりと残っているし、釣れなくても自分勝手な行動が取りづらく、いたずらに時間だけが過ぎていくことが多いものです。  ^^;

「こんなところで、こんなアホな釣り方をしていても100%釣れんな!!」と分っていても、仕掛けを作るのが精一杯の初心者がいたりすると、アチコチと移動することもままならず、周囲の雰囲気に身を任すしかないことが多々あります。

朝の4時ぐらいに集合して、釣りを開始するのが5時ぐらいですと、私自身は釣れても釣れなくても、9時を過ぎた頃から、どうでもよくなることが多いものです。

なので、それぐらいからは釣れていない仲間の仕掛けを作り直してあげたり、ポイントの選定の仕方を教えたり、誘いのかけ方を襲えたり、自分が竿を握ることはしなくなります。

成人の集中力は90分前後であることから、大学の講義などもこれぐらいの時間に設定されているはずです。

釣り場でも、同じことをやり続けるのは、これぐらいの時間が限界です。

しかも、睡眠が十分な状態でこの程度ですから、睡眠不足だと推して知るべしです。

なので、私は仕事で会議をするときも1つのテーマは80分ぐらいで切りやめて、休憩を挟んで次の議題を進める手順を取ります。

同じ議題を3時間も4時間もグダグダと会議させる聡明とは言い難い経営者もいますが、時間のわりに得られるものはほとんどないと言うのが現実です。

釣りも良く似ています。

時間を掛けても得られる結果は凡そ決まっています。

だったら短時間でことを進めた方が効率的です。

私が夜釣りをするときは、釣り場についてから2時間程度で、遅くとも9時には納竿するようにしています。

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季節によって夕マズメの時間はズレますが、夕マズメから2時間の勝負!!という気持ちで釣り場に行けば、それなりの釣果を得ることが出来ます。

ガンガン釣れるときでも2時間で、キッパリと切り辞めます。

メバルやクロダイの食いが良い時は、一晩中やったらとんでもなく釣れそうな気がするときでも、2時間でぐらいで潔くスパッ!!と辞めます。

ゼロ匹と1匹の差は大きいのですが、10匹と100匹とではそれほどの大差を感じないのです。

プロの職漁師ではないので、大量の魚の捕獲は無意味です。

家庭に持って帰るにせよ、家人の人数分ぐらいが適当で、数が多いと妻から嫌われます。

こちらも参考にしてください。

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