手軽さが売りで、安近短の釣りが出来ることが防波堤や埠頭からの釣りの魅力であるとも言えます。
ですが、地元の常連さんも入り混じり、実際は最も難しいフィールドではないか?とも考えられます。
瀬渡しで磯に渡ったり、離島に行けば、釣り人がほとんどいないから「やりたい放題の釣り」も楽しめますし、船で沖に出れば、船長が魚探を見ながら釣れる場所に連れて行ってくれます。
ところが、近場の防波堤は季節が良くなると、オールナイトの徹夜組もいますし、朝の2時~3時から場所を確保しにやって来る釣り人たちもいます。
しかも、魚がスレまくっていて、普通のエサや仕掛けでは手も足も出ないような防波堤もあるのです。
近場だからこそ、釣り人が入れ替わり立ち代わりやって来て、いろいろな釣りをするので難易度が高くなることは否めません。
人口が数万程度の市町村ならまだしも、政令指定都市の防波堤やその近郊の防波堤は休日には竿を出す場所もないほど混雑することすらあります。
都会の喧騒を忘れる意味も兼ねて釣りに行っているのに、「釣り場の喧騒」をたっぷりと味わうハメになります。
ファミリーフィッシングで有名な釣り場では、竿を出している横でお子さん達がキャッチボールをしたり、大音量でプロ野球中継をラジオで聞いている釣り人もいます。 ^^;
夜釣りでは、防波堤がいつの間にか「花火をする場所」と化すこともあります。 ^^;
そんなことにイチイチ目くじらを立てて、イライラするのは精神衛生上よろしくありません。
そんなことが続く時は、渡船代がかかりますが、沖の防波堤に行くことをお勧めします。
さすがに、沖の防波堤はファミリーフィッシングの方は少ないです。
(皆無ではありません!)
しかし、クルマが横付けできる防波堤や埠頭と比べると、魚影の濃さは比較になりませんし、下手な船釣りに行くよりも手堅い釣果を得ることが出来るハニースポットだと言っても過言ではありません。
釣れる魚の数も型も、多くの釣り人が押し寄せる近郊の防波堤や埠頭と比べると、別天地です。
渡船代も1000円~2000円程度のことが多く、船釣りや磯釣りの瀬渡し代と比較すると財布に優しいはずです。
そんな沖の防波堤は、ベテランの腕利き釣り師しか渡れないところではありません。
むしろ、初心者や大物を釣りたいけど釣ったことがないと言う腕にあまり自身のない釣り人にこそ行っていただきたい魅力いっぱいのフィールドだと思います。
私も若い頃にさんざん沖の防波堤に渡り、ベテラン釣り師のタックルや仕掛け、エサ、狙い方や彼らが使っている釣り小物などを観察しました。
見よう見まねで、ターゲットの魚を狙うと、これが意外に釣れるのです。
そういう意味では、沖の防波堤はある意味大物釣りの稽古場みたいなものです。
初心者だからこそ、沖の防波堤である程度釣れる腕とワザを磨いて、誰もが行くクルマ横付けの防波堤や埠頭に対峙すると、釣果は自ずと差が出ます。
魅力たっぷりの沖の防波堤ですが、注意することもたくさんあります。
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