サビキ釣りで小アジが釣れるシーズンになりますと、ファミリーフィッシングを楽しむ方々が防波堤に次々に押し寄せます。
入れ食いを堪能していると、いつの間にかこんな状態に!!
釣るよりも、捌く方が数倍・・・大変です。
きっと、家人からイヤな顔をされますし、隣近所に配っても「わざわざ・・・ありがとうございます!」と感謝されたかと思ったら、家の裏の畑に埋められているのを見たことがあるんです。(涙)
小アジ釣りの適量とは?
小アジは唐揚げで食べる数と南蛮漬けをする数を家族の人数分だけ釣れば良いのであり、マジでおすそ分けが大迷惑となることも多々あります。
魚を捌くことが苦手なご近所の奥様に100匹も200匹も小アジをおすそ分けするのは単なる「嫌がらせ」です。
良かれと思ってしたことで恨みを買うこともあるんです。
私は経験上「家族の人数分×10匹程度」ぐらいが丁度良いと思っています。
小アジはマジで釣るよりも捌く方が大変で、一度自分でやってみると、次からは無意味なほどに釣らなくなるはずです。
泳がせ釣りやぶっ込み釣り・エレベーター仕掛けの楽しみ方
家庭用にキープする数が釣れたら後は、小アジをエサにしてぶっ込み釣りをしたり、ウキをつけて泳がせ釣りをしたり、さらにはエレベーター仕掛けを作って竿を出したりします。
確実ではありませんが、外洋に面した防波堤では小アジがヒラメやマゴチに化けることが多々ありますし、湾奥の埠頭からでもシーバスに化けることは珍しいことではありません。
たまに、エソやアカエイが掛かりますが、これは税金みたいなものですから諦めるしかありません。
外洋に面した防波堤で付近に岩場があるようなところですと、アコウやマハタ、クエの幼魚なども小アジの泳がせ釣りに良く掛かります。
また、晩夏から秋にかけては、タチウオやサワラ、ブリやカンパチなどが登場することも珍しくありません。
もちろんこれらは釣り場や時期によって大きく違いますが、「やらない理由」が見当たりません。
泳がせ釣りのタックル
やらないと損の泳がせ釣りのタックルについて解説します。
ロッドやリールは持ち合わせのモノでも十分対応できます。
コンパクトロッドとスピニングリールの組み合わせでも、大型の青物やアカエイ以外は、ほとんど通用します。
ミチイトも3号、ハリスも3号ぐらいでたいていは通用しますし、もしもそれで仕掛けやミチイトが飛ばされたらそのときに考え直せば良いと思います。
予め大物が来るかもしれないなどと磯竿5号ぐらいに10号ぐらいのミチイトを巻いた8000番以上のリールを準備しても釣れるのが30センチぐらいのエソばかり・・・と言うこともあります。
ミチイトが極端に劣化しているだとか、ドラック性能がまるで使い物にならないリールなどと言う以外は、竿は投げ竿だろうと、磯竿だろうと、ルアーロッド・コンパクトロッドでも十分釣れます。
小アジが釣れる時は是非とも小アジをエサにして何かを狙うようにしましょう!!
釣れれば「もうけもん」ぐらいな気持ちで臨むことをおススメします。
何が釣れるか分らないところに小アジをエサにした釣りの魅力があります。
また、魚種を絞ればおのずとタックルや仕掛けは微妙に違うことが分かるようになり、釣果もアップします。
泳がせ釣りで売れ筋の商品をぜひ参考にされてください。
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