今回ご紹介するウナギの釣り方はあくまで、汽水区域の防波堤と言うことで、河川の中流域だとか、清流域でのウナギの釣り方は割愛させていただくことをまずは申し上げておきたいと思います。
あくまで、河口付近の汽水域でのウナギの釣り方に限定させていただきたいと思います。
河口付近の汽水区域では、普段誰も釣っていないような釣り場としてはあまり見向きもされないようなところが案外良いポイントとなります。
私の経験上のことなので、確かなことではありませんが、川の途中に大きな堰堤がある河川よりは、堰堤がない河川のほうが実績が多い様な気がします。
(大学でウナギの生態を日々観察・研究しているわけではありませんので、あくまで憶測です。)
釣り方は至ってシンプルで、中通しオモリの10号ぐらいにミチイトを通して、ヨリモドシで止めて、3号ハリス(フロロカーボンでもナイロンでもOK!)を10~15センチでm、ハリはウナギバリか丸セイゴ10号前後を結びます。
ハリとハリスを結べない方はこちらを参考にしてください。
たったこれだけです。
エサは汽水区域ですが、「何と言ってもドバミミズが一番です!」と言いたいのですが、
アオイソメでも十分です。
案外良いのが、チヌの落とし込みに使う岩ガニです。
私はウナギの為に、岩ガニが反撃しないようにツメを取ったりしますが、
これが釣果に結びついているのかどうかは不明です。^^;
同じ河口区域でも、真水が多い様な場所と海水が多い様な場所ではエサが少し違うんです。
真水が多いときは、ドバミミズを使ってください。
ドバミミズがどこにいるのか、よく分らない方は、驚くことにAmazonでも売られています。
クール代の送料が高いので、出来れば、ご自分で採取することをお勧めします。^^;
釣りの時間帯は昼間でも橋脚周りなどは可能性がありますが、断然夜釣りが有利です。
夕方の明るいうちから釣り場に到着して、数本の竿を出すことを心掛けてください。
確率論です。
一番良いのは前日に適度の雨が降って、水が濁っている時が最高のコンディションです。
大雨の翌日は釣りになりません。
ですが、仕事が休みの日にこういう条件にめぐり合わせることは至って少ないはずです。
ですから、クルマで通勤している方はタックルを3セットぐらい準備しておいて、雨が降った翌日の仕事帰りにでも釣り場に行けるように準備しておくと良いと思います。
エサを付けた仕掛けを遠近・左右に投げ分けて、竿先にスズを付けてアタリを待つだけです。
夕涼みがてらに1~2時間竿を出すだけでも、タイミングが良いときは数匹釣れます。
決して難しい釣りではありません。
近くに河口がある方は梅雨時から8月ぐらいにかけて、夜釣りでウナギを狙ってみてください。
こういうときに限って、大型のクロダイやスズキなどがハリに掛かって、大慌てしたりするんです。
なので、タモは必携です。
釣れたウナギは、必ずクーラーに入れて、フラシビクには絶対に入れないことです。
ウナギはすぐに脱走を図りますから、要注意です。
こんなに細かい網の目だから大丈夫!!などと思うと、必ず逃げられます。(笑)
クーラーの蓋もキチンと閉めておかないと、蓋を開けたら「もぬけの殻」と言うことが多々ありました。
ご用心されたし!!
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