大型のロックフィッシュをウキ釣りで狙う方法をご紹介します。
まずは仕掛けをご覧下さい。
(いつもながらの下手な図です!)^^;
「サンマの切り身などをエサにして投げ込む投げ釣りでは釣れないのか?」というご指摘もあると思いますが、考えてもみて下さい。
投げ釣りで探れるポイントはピンポイントです。
キスを狙う砂地などなら兎も角、相手は根掛かり多発の岩礁帯に潜んでいます。
投げ釣りの場合は、投げ込んで着底したら、基本的にはイトフケをリールで巻き取りそのまま待ちます。
そのポイントに大型ロックフィッシュがいれば、OK!なのですが、いないときは、いくら待ってもアタリすらないのが現実です。
頻繁に仕掛けをずらしていると、根掛かり多発は必至です。
そこで、ウキ釣りなのです。
ですが、通常のウキ釣りとはまるでコンセプトが異なります。
普通はウキ釣りの場合はウキでアタリを取るために凡そ決まったタナを探ります。
(全遊動の場合を除く!)
大型ロックフィッシュのウキ釣りのコンセプトは、ズバリウキでアタリを見るのではなく、ただ単にエサを潮の流れに乗せて移動させて、広範囲を探ると言うものです。
なので、あった方がもちろん視認性が良いのですが、ケミホタルのビッグを付けても付けなくても、竿先にスズを付けておけば良い釣りなのです。
ただ単に投げ釣りではできない「エサの移動」をコンセプトとしたのがウキ釣りです。
もう一度仕掛けをご覧下さい。
ロッドは50センチオーバーのロックフィッシュに負けない竿でしたら、基本的に何でも良いです。
磯竿であれば、5号クラス以上。
投げ竿であれば30号クラス。
ルアーロッドであれば、シーバス用、あるいはジギング用でも構いません。
ガイドが大きくて、少ないほうがトラブルが少ないです。
ウキはこのようなモノがおススメです。
トップにケミホタルビックのビニールチューブがさせるものが良いです。
仕掛けは親バリ・孫バリ仕掛けがおススメですが、両方のハリがこれぐらいでも構いません。
ムツ針です。
返しの曲がり具合が根ザカナにピッタリです。
エサは前回も申しましたが、塩サンマを斜めに切って長くしたものがおススメです。
アタリがあっても、基本的には遅アワセが鉄則です。
「根に潜られるのでは?」とお思いの方は次回をお楽しみに!!
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