ブラクリ仕掛けは、アイナメ狙いには定番ですし、カサゴをはじめとしたロックフィッシュの昼間の穴釣りでもお馴染みの仕掛けです。
このブラクリ仕掛けで、夜に防波堤の穴やスリットから出てきてエサを捕食するカサゴを釣ろうというのが、「ブラクリ仕掛けでの夜のカサゴ釣り」です。
このブラクリで狙うカサゴ釣りは、30センチぐらいの大物のカサゴ(尺カサゴ)が釣れることも夢ではありません。
ブラクリ仕掛けでの夜のカサゴ釣りの注意点
しかし、夜のブラクリ仕掛けでの注意点が二つあります。
1つ目は慣れたポイントは別として、釣れなくても明るいうちの夕方から竿を出して狙うポイントの深さや障害物などをマメにチェックすること。
2つ目は、やはり根掛かりがつきものなので、ブラクリ仕掛けを多めに持参するか、自作で安いブラクリ仕掛けを作るようにします。
自作のブラクリ仕掛けは、見よう見マネのお粗末なモノで構いません。
所詮根掛かりでロストするのが必至だからです。
夜のカサゴのブラクリ釣りのタックル
実は多くの本やサイトではコンパクトロッド、メバリングロッド、ライトロックフィッシュロッドなどに、2000~2500番のスピニングリールを付けたタックルを推奨していますが、私は少し変わったタックルを推奨しています。
それは2・7~3メートルぐらいのヘチ竿に2000~2500番のスピニングリールを付けたタックルです。
ヘチ竿のおすすめは、クロダイ釣りも兼ねて、多少値段が高くても良いモノを買いたいというのであれば、こちらなどがおすすめです。
1 ダイワ(Daiwa) ブラック ジャック スナイパー メタルチューン ヘチ F-300M
2 黒鯛師 THE戦竿ヘチ 305 黒鯛工房
ロッドにお金をかけたくない!という方はこちらのヘチ竿がおすすめです。
3 PROMARINE 銀竜ヘチ 300(hd-307718)|磯 筏 波止め用品 ヘチ竿~磯竿~万能竿
スピニングリールは、コスパに優れたシマノのスピニングリールがおすすめです。
ヘチ竿にスピニングリール???と思う方もおられるかもしれません。
理由は、夜の防波堤でのブラクリに拘わらず「ヘチ狙い」は、大型のクロダイ、40センチを超えるアイナメ、50センチに迫るハタ科の仲間などが釣れることが多いからです。
違和感のある方は、チニングタックルをイメージしていただければ結構です。
新しいタイプのブラクリオモリにチャレンジ!!
従来タイプのブラクリオモリだったら、自作したほうが安く済みますので、自作することをおすすめします。
しかし、今まで狙えなかったポイントや、少しオモリを投げて狙ってみよう!と考えている方は、新しいタイプのブラクリを使ってみることをおすすめします。
どのようなモノがあるかと云いますと、次のようなブラクリオモリがあります。
1 ハヤブサ 直撃 インチク型ブラクリ ブラチク大鈎仕様
2 直撃 穴撃ちブラクリ ドロップストライク
3 直撃 ルアー系ブラクリ メタルリグジグタイプ
ブラクリ仕掛けでの夜のカサゴ釣りのコツ
ブラクリオモリは、スピニングリールのベールを起こしてラインがスルスルと出る範囲で、最も軽いモノを使うように慣れることです。
水深にもよりますが、最初はおm、重めの4~5号のほうが使い易いはずですが、徐々に軽くして2~3号を意識して使うようにしましょう。
リールに巻くラインはPEラインの1号ぐらいで、リーダーはナイロン系のラインがおすすめです。
私がよく使うのはこちらの銀鱗Zです。
ミチイト用と思っている方がいますが、エサ釣りでのシーバス狙いや根ズレがするような場所での落とし込み釣りやヘチ釣りには、クロダイを狙う時もこの銀鱗Zは有効です。
夜釣りですから、ハリスが多少太くても、メバルやチヌもガンガン…釣れます。
なかなか釣れない尺カサゴや尺メバルも釣れる可能性大です。
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