海釣りをしている方でもシマイサキをご存じないとか、見たことはあるけど名前を知らなかったとか、これまで一度も釣ったことがないという方もおられます。
シマがはっきりしたかなり綺麗な魚ですが、魚類学上イサキとはほとんど無縁な種類の魚です。
イサキとは無縁なのに、シマイサキなどと云う名前が付いた由来は不明です。
特徴は、釣り上げると、「グーグー」と浮袋を使って鳴く魚なのです。
初めて釣ると驚くことが多いはずですが、2度目からは慣れます。^^;
シマイサキの生態や生息場所
シマイサキが釣れるのは、河口の汽水区域だとか、比較的浅い漁港内で、主に夜に活動するようで、夜釣りで稀に釣れます。
釣れる時期は、初夏から11月ぐらいまでが多いですが、地方により異なります。
エサは、虫類、エビやカニなどの甲殻類などを食べており、川の中流区域まで遡上する例もあるようです。
大きさは35センチぐらいまでなると言われていますが、釣れるのは20センチ台後半のサイズが良く釣れます。
シマイサキの釣り方
私はシマイサキをこれまで釣ったのは、ヘチ釣りや落とし込み釣ですが、投げ釣りやウキ釣りでも底狙いで釣れるようです。
基本はクロダイ釣りに準じた仕掛け、或いはセイゴのウキ釣りに準じた仕掛け、市販の投げ釣り仕掛けなどにアオイソメをエサにして釣るのが一般的です。
シマイサキの料理法
いろいろなサイトや本を見る限り、臭いに癖があるので、刺身よりも洗い、油で揚げたり、バジルオイルなどで焼いたりすると美味しいことが書かれています。
もちろんですが、塩焼きや煮つけもアリの魚です。
私は、釣れたカサゴと一緒に塩コショウをしてバターで焼いたんですが、身がしっかりしていて、思ったよりも美味しいかった記憶があります。
大型のシマイサキが釣れた時は、是非とも洗いを作って食べたいと思っています。
夜ならルアーでも狙える!
汽水区域に棲むシマイサキは、食性もシーバスやクロダイやキビレとよく似ています。
なのでルアーの対象魚となります。
但し最大級が35センチ程度の魚ですから、クロダイやシーバス用のタックルやルアーよりも、アジングやメバリングのタックルやルアーでよく釣れます。
ルアーで狙う時は、アジング用のジグヘッドとワームで狙うのが一番堅実な釣り方だと言えます。
まとめ
私の経験上狙って釣れるほど数がいないことと、釣れる場所や釣れる時期や釣れる時間帯が限定されます。
しかし、過去に釣れた場所や時期や時間帯を思い出して釣行すると、意外と釣れる魚でもあるのです。
市場にはなかなか出回らない魚ですので、興味のある方は狙ってみてはいかがでしょうか?
引きはなかなか強く、クロダイにも似た引き方をしますよ~!
素手で掴もうとすると鋭い棘で刺されたり、手が切れたりします。
必ずフィッシュグリップを使ってハリを外すようにしましょう!
⇒フィッシュグリップ
コメント