今回は切れ波止釣行での注意する点を書きます。
まずは、釣り禁止になっている切れ波止には渡らないことです。
随分以前のことですが、釣り仲間と切れ波止ばかり渡り、夢のような良い釣果を続けていた私は知らないで釣り禁止の切れ波止に渡り、県警の巡視艇からマイク越しに叱られたことがあります。^^;
「そこの釣り人!!そこは釣り禁止です!!すぐに防波堤から離れてください!!」と切れ波止の周りを巡視艇が旋回しながら拡声器で怒鳴っていました。
本当にそこが「釣り禁止」だなんて知らなかったのです。
とりあえずは、その切れ波止からは離れましたし、その後もその切れ波止に渡ったことはありません。
ですが、「どうして釣り禁止なのだろうか??」という気が今でもするのです。
誰も渡らない切れ波止に渡って何か問題でもあるのでしょうか?
まさか、危険だから・・・などと説得力ゼロなことは言わないで欲しいのです。
どこの埠頭や防波堤でも危険といえば危険なのです。
このような時に切れ波止に渡る人もいないと思います。
切れ波止よりも私が良く行く埠頭のほうが、海面からの高さはあるし、よじ登るポイントもないし、
数倍危険です。
危険だから渡るな!!と言うのはまるで整合性がありませんん。
クロ釣りで瀬渡しで離島に渡るほうが数十倍危険なはずです。
でもやっぱり、釣り禁止のところで竿を出すのは気が晴れませんからやめたほうが良いです。
そこまでしなくても、「他の切れ波止」を探せばよいだけですから・・・。
次に問題となるのは干潮時の海面から切れ波止までの高さです。
多くの場合2メートルはゆうにあるはずです
こういう時は満潮時に防波堤によじ登り、切れ波止の何らかの構造物にロープを掛けるなり、縄梯子を掛けるぐらいにとどめなければなりません。
間違っても、切れ波止に登山用の金具を打ち込んだり、勝手に溶接までして従物を付属させるような行為は下手をすると器物損壊罪に問われても仕方ありません。
(絶対にしないように!!)
ゴムボートで渡るときは切れ波止にゴムボートを一緒に引き上げておかないと、
牡蛎やカラス貝などにゴムボートがこすれで、帰る時は乗れないゴムボートになっていることがあります。
これは、最悪です。
以前、漁港の近くの切れ波止でこういう目に会い、漁船に助けていただいた経験があります。
(漁師さんも呆れていました!!^^;)
ゴムボートをいちいち上げるのが面倒な方は最低限こういうタイプの船が安心できます。
出来れば一人で渡るより、最低二人以上で渡るようにしたほうが荷物や釣具の上げ下ろしなどでは圧倒的に有利です。
一人で釣具やクーラーを抱えて、ロープをよじ登るのは予想外に大変です。
打ち寄せる波で揺れる船から立つだけでも結構大変なのです。
夏ならともかく、釣具を持ったまま海に落ちたら、笑えません。
それで尚且つ釣りをできるほどの根性が今の私にはありません。
釣り場にもよりますが、上げの7分ぐらいから下げの3分ぐらいまでをメドに釣るほうが切れ波止への上り下りはラクです。
信じられないほど釣れるので、ついつい時間を忘れますが、クーラーに入らぬほどの魚を釣っても本人以外は喜ばないはず。
たぶん奥さんが、怒り狂います。
二日ほど家人が食べれる量の魚を持って帰ればよいだけで、後はリリースしたほうが得策です。
乱獲は慎みましょう!!
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