冬場の防波堤からの釣りは何を狙うにせよ、正直なところクルマが横付けにできるところでないと実につらいものです。
実際のところ、クルマが横付けできないような場所の冬の防波堤の多くは、「がら空き状態」でやりたい放題に竿数が出せます。^^;
カレイやアイナメ狙いでは他の釣り人の迷惑になるのは論外ですが、誰もいなければ竿数を出したほうが釣れる確率がウンと高まります。
タックルは、ホント・・・何でも構いません。
このことは過去にもカレイやアイナメの投げ釣りの記事にも書きましたが、ただ単に数や型を釣るだけではなく、じっとしていると寒さが倍化するように感じるため、釣り場で忙しいくらい投げてはリールを巻き、エサを付け替えたり、仕掛けをリールを巻いて移動させるなどを繰り返したほうが体が温まるからでもあるのです。(苦笑)
クソ寒い冬の防波堤に釣りに行ってアタリの「ア」の字も無いような状況になると、本当に釣りが嫌になりもします。
しかも、寒いと心まで穴が空いたような気持ちにもなるはずです。
自宅で釣具の手入れや整理でもしておいたほうが良かった!だとか、好きな本を読んだり、まだ見ていない話題の映画のレンタルDVDも見たほうが良かった!!などと思うはずです。^^;
多くの方がこのような体験を何度も味わい、冬の防波堤から遠ざかって行きます。
【「釣れない」+「クソ寒い」=早期撤収=納竿=冬場は釣りに行かない】との釣り人の挫折の法則がいつしか出来上がってしまいます。
しかも、海水温が低い時期は余程の好条件に恵まれない限り、持久戦になることが多いのです。
釣れないのに持久戦を強いられるのも、冬の防波堤釣りがイヤになるところ。
今回はオシャレは足元からと言う意味ではなく、防寒は足元から!と言うことをテーマに記事を書きます。
かなり以前は釣りは春先と秋にするもので、真夏や真冬に釣りに行くだけで釣りバカと呼ばれていましたが、優れた防寒着も販売されて、オールシーズン釣り場に行くことが可能になりました。
しかし、冬の手足がかじかむような中で釣り場に向かうことはかなりの覚悟が要ります。
手の冷えや指先が動かなくなるような寒さもつらいのですが、我慢ならないのが足やつま先の冷えです。
足やつま先が冷えると、体全体が一段と寒さを感じて釣りどころではありません。
なので、足冷えを防止するための工夫を各自されているはずです。
多くのパターンは、
・防寒用の靴下を履く
・発熱する靴下を履く
・釣りに行くときに履く靴の中に唐辛子を入れておく
・靴専用の化学暖房品を靴の中に入れる
・足もと専用の温熱シートを巻く
ちなみに私はこちらが重宝しています。
⇒発熱する靴下
どれも既にやられている方も少なくないはずです。
ですが、肝心の靴やシューズが防寒用でないと、効果がイマイチなんです。
スニーカーやバッシューなどでは足が冷えて当然で、釣りになりません。
ゴム長靴もゴムそのものが寒さで硬くなり、決して薦められるモノではありません。
スノーブーツあたりは最適な防寒靴と言えます。
おすすめなのはこちらです。
⇒ソレル スノーブーツ カリブー
オシャレは足元から!ではなく、防寒は足元が重要です。
足元を温めておけば、クソ寒い中の持久戦も耐えれます。
カレイやアイナメの数釣りはもちろん冬の夜釣りでのメバルやスズキ狙いはタックルやエサ以上に足元の防寒をしっかりしておかねば、釣れるものも釣れません。
オールシーズン無敵の釣り人になるためには足元の防寒から・・です。
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