私事で恐縮なのですが、船釣りで「一つテンヤ」と言うものが数年前から流行っています。
タイラバ、インチクの次は「一つテンヤ」と言うわけですが、これを見て驚きました。
このようなテンヤ仕掛けは、私はかれこれ25年以上も前から自作で作っていますし、その仕掛けで自己記録のクロダイの58センチはもとより、6キロオーバーのマダイをはじめ、シマアジ、マゴチ、イシダイ、マハタ、35センチほどの本カワハギ・・・などを数多く釣りました。
釣り場は秘密ですが、小さな船外機付きの船で、養殖いかだの周囲や真珠だな、カキの養殖だななどを生きた海エビで釣るのですが、朝の5時から昼までに相棒と二人で100枚を超えるマダイを釣ったりしていました。
眉唾ではありませんよ~!
タックルは落とし込み用の竿にアブリールの5500番をつけて、仕掛けは自作の1号から2号のテンヤ仕掛けでした。
「入れ食い」と言う言葉通り、エサを海中に入れて落としていくと、絶対に何かが釣れるのです。
絶対にです!!!
多くはマダイでしたが、釣行を重ねるうちに、30センチ以下のマダイは釣った端からリリースし、それが40センチ以下はリリースとなり、・・・・いつしか行かなくなってしまいました。
この釣りをするためには4級船舶の免許が必要で、免許がない私は、30歳も年上の高齢の相棒が病気となり、いつしか音信不通となり、すっかり忘れていた釣り方です。
落とし込み釣りの竿のほとんどが海中に浸かるような曲がり方をして、今思い出しても楽しくて懐かしい釣り方だったと思います。
私たちが使っていた仕掛けは、予め親バリ、孫バリ仕掛けを作り、豆テンヤのオモリを親バリに通して、金槌で叩いて固定させる仕掛けでした。
ハリスは1・5~3号を2メートルぐらいとっていました。
予めハリス付きの豆テンヤ仕掛けを10セットほど作っていました。
最近は船に乗ることも、少なくなくなりましたが、マイクロテンヤと言うモノを雑誌で見て苦笑いするとともに、すぐに自作できることを確信しました。
失礼ですが、一つテンヤも自作すれば、10分の1ぐらいの値段で作れます。
私は、タイラバもマダイ釣りのテンヤも自作します。
どちらも根掛かりでロストすることが多いので、自作しないともったいないからです。
自作のタイラバやテンヤでも、竿頭になるぐらいに釣れます。
市販品を購入するだけが釣りではないと思います。
「作れるモノは自分で作る」と言う姿勢は釣りが本当に楽しくなります。
釣れても、釣れなくても、自作だと諦めもつきます。^^;
でも、それで人よりたくさん釣れたら、本当に面白いものです。
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