ブラックバスの経験者がとても有利な大型ロックフィッシュの投げ釣りによるエサ釣り仕掛け

アイナメ

このサイトを読んで下さっている方で、学生時代にブラックバス釣りをしてきた方、あるいは今現在もブラックバスを狙う方もおられるかもしれませんが、そのような方は大型のロックフィッシュ狙いに向いています。

エサで狙うにせよ、ルアーで狙うにせよブラックバス釣りでよく使われるリグが大型ロックフィッシュ狙いには非常に役に立つからです。

ブラックバス釣りのときのリグを思い出してください。

リグもいろいろとありますが、この中で私が良く使うリグは概ね6つです。

・テキサスリグ
・ジグヘッドリグ
・スプリットショットリグ
・キャロライナリグ
・ダウンショットリグ
・ネコリグ

この6つのリグがすぐにイメージが出来て、実際にすぐに仕掛けを作ることが出来る方は、それぞれのリグにエサさえ付ければ、簡単に狙えます。

海釣りは結構やってきたけど、ブラックバス釣りで使われるリグなんて、知んねぇぞ!!」と言う方も結構おられると思います。^^;

そもそもリグって何だ??」と言われる方もおられるかと思います。

「リグ」とはルアー釣りで「仕掛け」を意味します。

海釣り専門の釣り人にとっては聞き慣れないボキャブラリーかもしれませんが、これから解説する各リグも見れば、「何だこの仕掛けか!!」と思うことが多いはずです。(笑)

ですが、このワームを使うリグのパターンは大型のロックフィッシュだけではなく、シーバスやフラットフィッシュや青モノ狙いにも十分役に立つので、この際是非覚えておくことをおススメします。


【保存版 リグの種類】

1 テキサスリグ

こちらがテキサスリグの基本形です。

パレットシンカーと言う弾丸型の中通しオモリとビーズ玉をハリスに通した仕掛けです。
(ビーズ玉は使わないことも多いです。)

根掛かりしにくいのが特徴なので、岩場を攻めるのには向いています。

オモリが移動しないようにウキ止めのゴムを使ってオモリを半ば固定する使い方もあります。

ワームの付け方と同様に、魚の切り身などをエサにするときはハリ先を身の中に埋め込んでハリを刺すことで根掛かりを減らすことが出来ます。

細かなアクションをつけるのには向いていないリグですし、岩場をゆっくりと引くような狙い方にも向いてはいません。

海底に着いたら暫く時間を置いて、手前ひいては再び海底でアタリを待つと言うような感じです。


2 ジグヘッドリグ

いろいろな魚を釣る際によく使われるシンカーとフックが一体化したジグヘッドにワームを刺して使うリグです。

ジグヘッドもいろいろな種類が発売されていますが、根掛かり防止の為にこのようなジグヘッドはおススメできません。

ハリが上を向くこちらが良いです。

私のイチオシはこちらです。

下の穴にハリスを結んで孫バリ(アシストフック)を刺せるからです。

長目のワームや大きく長い身エサを使うときはこのジグヘッドは重宝します。


3 スプリットショットリグ

海釣りで言うところの大きなガン玉、カミツブシオモリをハリスに付けた仕掛けがスプリットショットリグ
です。

よくありがちな仕掛けです。^^;

海底をズル引きすることが基本です。

リールを巻きながら「チョコチョコ・・・」と小刻みに竿をしゃくってエサやワームに不規則な動きを出すトゥイッチにも向いています。


4 キャロライナリグ

私が投げ釣りで最もよく使う仕掛けが実はキャロライナリグなんです!^^;

要は中通しオモリの形状はいろいろあり、丸型、オタフク型、円筒型・・とあり、それをミチイトに通してサルカンで結びます。
そのサルカンにハリスを結んでワームや身エサをつけるというものなのです。

キャロライナリグなどと言うと難しく聞こえますが、
私はクロダイの投げ釣りの時も5~6号の丸型の中通しオモリをサルカンで止めて、ハリスを1ヒロぐらいの長さにしてイワイソメをつけて投げ込んでおくと、クロダイがよく釣れます。

漁港内のキスなどを狙うときもハリスを1メートルぐらいの長さとし、イシゴカイをエサにしてチョイ投げすると大型のキスが釣れたりします。

要は釣り人の多くがする仕掛けのひとつなのです。

私が薦める仕掛けは親バリ、孫バリ仕掛けにしたキャロライナリグです。

ハリの長さはズバリ70センチぐらい。

これって何か見たことがあるような・・・と思われる方は、かなり洞察力が鋭い読者です。

私が防波堤から活きたアジゴなどをエサにしてヒラメやマゴチを狙うときと同じ仕掛けなんです。^^;

エサが活きたアジゴではなく、切り身と言う違いだけです。

もちろん、長めのワームを使うときも孫バリは役に立ちます。


5 ダウンショットリグ

ダウンショットリグの基本は、エダスがない胴付き仕掛けだと思ってくださればよいです。

作るのは非常に簡単ですね!!

でも、胴付き仕掛けの1本バリのようなパターンもあります。

どちらのパターンも海底からある程度距離を離したところにエサなり、ワームが位置すると言うことには分りありません。


6 ネコリグ

根こそぎ釣り上げることからネコリグと命名されたリグで、ペットのネコとは無関係です。

ワームは主にストレートワームを使い、ワームの片方にネイルシンカーと言うオモリを差し込んで、小魚がエサを食べているように演出するのです。

(私は2センチぐらいの釘を2本ほど刺しています。)^^;

ポイントはオモリと反対側にハリ先を出すことです。

オモリを海底に着けて、チョコチョコとロッドを動かすことで意外かもしれませんが、根掛かりは少ないのです。

以上6つの代表的なリグをサラッと書きましたが、それぞれのリグにはかなり奥深いものがあります。

まずは基本をマスターして、自分なりにいろいろとイメージしながら、「こんな仕掛けはどうだろう??」と試してみることをおススメします。

肝心なハリスのことを書くことを忘れていました。

私はフロロカーボンの4~5号をハリスに使います。

ロックフィッシュの多くはメバルを除いては、ハリスの太さにこだわる必要性もあまり感じません。

カサゴなどは15センチ程度の小さなものでも、太いハリスと大きなハリに掛かってきます。^^;

それと、エサですが、私は入手しやすく安価なので、ヒネモノの冷凍塩サンマを使います。

ヒネモノと言うのは、昨年以前に獲られたサンマで、スーパーなどでは3匹で200円ぐらいで売られています。

頭を落として、まっすぐ切る場合と、意図的に大きく斜めに包丁を入れて斜め切りする場合があります。

どちらの切り方でも切って洗わずにタッパーに入れて、粗塩をたっぷりと振りかけて、冷凍庫に保存しておくと良いと思います。

キビナゴが売られていれば、キビナゴはそのまま粗塩を振って同じように冷凍庫に保存しておくと良いです。

夏場は、これらの身エサでないと、虫エサやエビやオキアミなどはエサ取りの連中から瞬時で食べられてしまって釣りになりません。

サンマの切り身は絶大な効果があるため、使うことを都道府県の条例で禁止している地域もあるようです。
(そのような地域は予め調べておいてください)

長くなりましたが、最後まで目を通していただき、ありがとうございます。

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