フィネスジギングは表層から3秒、5秒、10秒・・・と言う具合に2~7グラムのメタルジグを沈下させてそのレンジ内でアクションを加えて誘い、フォールで食わせるのが基本。
同じレンジでもアクションの付け方、強弱、フォールのスピードと言うジグの操作はもちろんのこと、使うメタルジグのウェイトバランスを変えたりすることでレスポンスをうかがっていく。
魚の種類やその時々のサカナの活性によって、スローな動きにレスポンスするもの、早い動きにレスポンスするものなど多種多様なのです。
また、潮が変化すると活性が上下することもある。
いつものゆっくりとしたフォールが良いとばかりは言えなくて、時にはかなり早いスピードのフォールが有効な時もあるんです。
フィネスジギングは他のルアーと比べると、こういう些末な部分に対応しやすいスタイルの釣り方だとも言えます。
レンジを刻みながら表層からボトムまでの全層を探っていく。
基本的にはボトムからしゃくり上げるスタイルよりも、フォールさせる釣り方が基本だし、良くヒットする。
ベイトフィッシュを追いかける魚は上を意識するものの、やはり沈下するところを狙っている。
ジグ特有のウエイトバランスの違いとテンションのかけ方でフィールの姿勢やスピードが変わる。
多くのサカナは沈んでくるものにレスポンスする特性があり、この習性をどう演出してサカナに興味を持たせるかが腕の見せ所。
腕に自信がなくても、ウエイトバランスの違うメタルジグを使いこなすことでアタックするから、まめなジグのチェンジが有効となる。
フィネスジギングのタックルだが、ロッドは張りがあるメバリングロッドが使いやすい。
柔目のロッドだと、メタルジグにアクションを付けられないから・・・。
リールは大物を意識しても、しなくても2000番前後のスピニングリールで良い。
フィネスジギングで最も重要なことは0・2号程度のPEラインを使うこと。
PEでなければ、まず小さなアクションは付けられないと言っても過言ではない。
リーダーはフロロカーボンの1号~1・2号ぐらいが良い。
お手持ちのメバリングタックルがこれに近似しているのであれば、改めて買い揃える必要もない。
まずは、売れ筋のメタルジグを何個か購入して釣り場で実践してみるとお分かりいただけるはずです。
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