ハンドメイド釣具(手作り釣具)のすすめ

ハンドメイドの釣具
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この記事をご覧下さっている釣りファンの中にはハンドメイドの釣具を使っている方も多いのではないか??と思います。

タックルに及ばす、釣りの小物などはハンドメイドで作っている方を釣り場でも拝見いたします。

例えば、防波堤のクルマ止めに固定する竿受け改造したクーラー自作のウキ自作のルアー、それに自作のロッド・・・などなど。

見てるだけで目を細めたくなるような創意工夫が凝らされているものもありますし、実用化すれば商品として販売できるようなモノすら見かけます。

モノ作り日本の底力を垣間見ることもあるのです。

私自身お世辞にも裕福とは言い難い家庭に育ちましたので、小学校の頃は小遣いがなくても見た釣具の似たようなモノを作るのが好きでした。

学校の図書館で読んだフライフィッシング・・・当時は毛バリ釣りと紹介されていましたが、トリの羽をハリに巻いたモノで渓流に棲むヤマメやマスなどを釣っている写真に憧れました。 ^^;

もちろん、フライロッドもなければフライリールもない。

ラインもなければ、フライそのモノもない!!

何にもないんです。 ^^;

たまたまよく遊んでくれた近所の4つ年上の兄ちゃんが、ハトを飼育していて、ハト小屋の周りに落ちているハトの羽根をセメダインでハリに巻いて渓流釣りに行ったのです。

お粗末な毛バリをつけて、ボロな竹竿とピンポンウキの仕掛けで、です。 ^^;

小さな滝つぼになっている流れ込みポイントにお粗末極まりない毛バリを投げ込むと、ウキが沈み、アブラハヤが次々に釣れて、大興奮しました。

しかもエサのサシムシでも釣れたことがない大型のカワムツが釣れた時は感動ものでした。

後日その毛バリで、ヨシノボリやドンコも釣りました。
そういえば、ブルーギルもたくさん釣りました。 ^^;

ドンコをご存知でしょうか?

こんな魚です。

川に棲むハゼみたいな魚です。

私がドンコを最後に見たのは、かれこれ45年前です。

ドンコがいるような場所に行くこともなくなったからでもあるのですけどね・・・。 ^^;

余談ですが、私は小学生の頃、自宅から4キロほどある貯水池で30センチほどのバケモノのようなドンコを手づかみで捕獲したことがあるんです。

当時の友達にそのことを話しても誰も信じてくれませんでした。(涙!)

今思えば、魚拓か写真でも撮っておくべきだったのですが、カメラもなければ魚拓を撮る道具すらないわけですし、そんなことを考えもしませんでした。

ウキを失くすとウキを買うお金もないので、木をナイフや彫刻刀で削り、マジックで色を塗って使ったりもしました。

竹竿もヒビ割れすると、黒いビニールテープを巻いて補強して使っていました。

今思えば、お金がないといろいろなイメージが湧くのです。

見るモノがすべて釣具の代用品に見えるようになります。(笑)

今でも、100円ショップに妻と行くと釣りに使えそうなモノが目白押し!!
ワクワクするんです。 ^^;

残念なことに、買ったのは良いのですが、買ったことすら忘れてしまって、どうしてこんなモノを買ったのだろうか?とさえ思うこともあるんです。

釣り中毒性痴呆症患者??なのかも?

話は変わりますが、釣具は壊れるものです。

壊れた釣具を自分で修理することが、まずはハンドメイド(手作り)釣具の第一歩の様な気がします。

磯竿のトップが折れれば、トップガイドを付けるだけで感度の良い投げ竿にもなります。

随分昔にスクラップ&ビルドと言う言葉が流行りましたが、スクラップにする必要はないんです。

使い方を替えてみると言うのも有りな選択肢ではないでしょうか?

ハンドメイド(手作り)釣具の初歩は壊れた釣具の再生から始まるような気が致します。

昔読んでいた懐かしい本の数々です。

これらを読んで、あなたもハンドメイドの釣り具を作ってみませんか?

不格好でも愛着がわきますよ~!

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